目次
- 1 【ラーメン荘 歴史を刻め 本店】の注文から食べ終わるまでの作法
- 1.1 【作法.1】店内にある券売機で食券を購入
- 1.2 【作法.2】店の前にある高架下の列に並ぶ
- 1.3 【作法.3】順番が来たら、店内に入店
- 1.4 【作法.4】水、箸、レンゲ、おしぼりを用意し席に着く
- 1.5 【作法.5】カウンターに食券を置く
- 1.6 【作法.6】無料トッピングの確認があるので希望を伝える
- 1.7 【作法.7】出てきたラーメンを有無も言わさず喰らう
- 1.8 【作法.8】喰らい終わったラーメンのどんぶり、箸、レンゲ、コップをカウンターに上げる
- 1.9 【作法.9】おしぼりで机を拭き「ご馳走さまでした」と伝え店を出る(おしぼりは持っていく)
- 1.10 【作法.10】店を出て、すぐ左下におしぼりを回収する箱があるので、おしぼりを片付ける
【ラーメン荘 歴史を刻め 本店】の注文から食べ終わるまでの作法
ラーメンを食べる前に、注文から食べ終わるまでの作法について確認しておきましょう。
流れを把握し「歴史を刻め」の常連を気取ってください。
来店から退店までの作法の流れは、
- 店内にある券売機で食券を購入
- 店の前にある高架下の列に並ぶ
- 順番が来たら、店内に入店
- 水、箸、レンゲ、おしぼりを用意し席に着く
- カウンターに食券を置く
- 無料トッピングの確認があるので希望を伝える
- 出てきたラーメンを有無も言わさず喰らう
- 喰らい終わったラーメンのどんぶり、箸、レンゲ、コップをカウンターに上げる
- おしぼりで机を拭き「ご馳走さまでした」と伝え店を出る(おしぼりは持っていく)
- 店を出て、すぐ左下におしぼりを回収する箱があるので、おしぼりを片付ける
のようになります。
それぞれの項目の作法をチェックしてみましょう。
【作法.1】店内にある券売機で食券を購入
食券購入時の作法
店に着いたら、まずは店内のすぐ左にある食券機で食券を購入してください。
食券購入時の作法として、
- 食券機の前で時間を掛けない
- 5千円と1万円は使えないので、千円札を用意しておく(両替はしてくれます)
- 店内には1人ずつ入り、ドアを閉めてから食券を購入する
- 食べ終わった人が店を出るのが優先(必ず道を空ける)
となっています。
「3」と「4」に関しては、店員さんに注意されるので、特に気を付けてください。
ラーメンの値段
通常のラーメンと汁なしを選択できます。汁なしを選ぶ場合、食券機に汁なし用の透明の洗濯バサミがあるので、食券に挟んでおいてください。
ラーメンと比較して、汁なしの方がジャンクさが増します。
通常 | 豚 | 豚W | |
---|---|---|---|
ラーメン | 800円 | 1,000円 | 1,150円 |
汁なし | 800円 | 1,000円 | 1,150円 |
有料トッピングの値段
個人的に、辛い好きな人には、「炎」や「地獄」を試して欲しいです(スープが辛くなります)。
チーズ | 50円 |
---|---|
生たまご | 50円 |
ネギ | 50円 |
炎 | 100円 |
地獄 | 200円 |
※ねり唐辛子が無くなったのは残念です。
持ち帰りの値段
お持ち帰り豚 | 1,000円 |
---|
麺の量
麺の量ですが、以下の「大」「並」「小」から選べます。食券に色違いの洗濯バサミを挟むことで、麺の量を伝えます。
小(200g) | 普通のラーメン屋より麺が少し多いぐらいの量です。券売機の横にある白い洗濯バサミを取り、食券に挟んでおいてください。 |
---|---|
並(300g) | 普通のラーメン屋の約2.5~3杯分の麺の量です。購入した食券のみでOKです。 |
大(500g or 400g) | 普通のラーメン屋の約3.5~4杯分の麺の量です。大ラーメンは、ギブアップ禁止です。食べきれる自信のある人だけ挑戦してください。 |
女性限定(100g or 150g) | 女性のみOK。男性は禁止です。券売機の横にある青色(100g)もしくは黄色(150g)の洗濯バサミを取り、食券に挟んでおいてください。 |
500gの大食券は、普通に食券を購入し、店員さんが麺の量を確認する時に麺増しを伝え、大食券を受け取ってください。400gにする場合は、券売機の横にある白い洗濯バサミを取り、大食券に挟んでおいてください。
大ラーメン(500g or 400g)を残したらどうなる?
以前、大ラーメンを食べれずに苦しんでいる人を見掛けました。普通なら、ギブアップした時点で許してくれそうなものですが、「歴史を刻め」のスタッフさんは許してくれません。食べ終えるまで帰れませんので、ご注意ください。
一人残って食べるのは、かなり恥ずかしいですし、苦しい思いをしますので、食べ切れる量を注文するようにしましょう。
各食券と洗濯バサミの色
通常ラーメン | 白色の食券 |
---|---|
豚ラーメン | 緑色の食券 |
豚W(ダブル)ラーメン | 灰色の食券 |
ラーメン(500g) | 黒色の食券 |
チーズ | 青色の食券 |
ネギ | 茶色の食券 |
生たま | ピンクの食券 |
ねり唐辛子 | 薄い緑の食券 |
汁なしを選択する場合 | 透明の洗濯バサミ |
ラーメンの小 | 白い洗濯バサミ |
女性限定(100g) | 青色の洗濯バサミ |
女性限定(150g) | 黄色の洗濯バサミ |
初心者が最初に頼むラーメンは?
「歴史を刻め」が初心者の人は、よほど大食いに自信がない限りは、通常のラーメンで、無料トッピングは普通の量で頼むようにしてください。
なぜなら、想像以上に量が多いですし、後半になると胃に溜まるからです。他の二郎系よりも、量も濃さもヘビーだと理解してください(汁なしはさらにヘビー)。
最初は様子見をし、普通の量で問題がなければ、麺の量を増やしたり、無料トッピングの「マシ」や「マシマシ」に挑戦するのが無難です。
【作法.2】店の前にある高架下の列に並ぶ
食券を購入後、店内に席があれば、そのまま案内してくれます。満員なら、店の前にある高架下の列の最後尾に並んでください。店舗側が最前列になります。
列に並ぶ時の作法
この項目の作法ですが、
- 全員揃ってから並ぶ
- 走る車の邪魔にならないようにする
- ガードレールの上には座らない
- 煙草のポイ捨ては禁止(最前列に吸殻入れがあります)
となっています。
特に「1」は、絶対にしないでください。友達が揃っていない状態で並び、後で人数が増えるのは、完全にマナー違反です。
「3」で注意されている人も見掛けます。ガードレールが曲がってしまうので、上には座らないでください。
私個人的には、広がって並んでいる人たちと、列に並ぶ時の距離感がおかしい人は、「1」と同じぐらいムカつきます。広がれば邪魔になりますし、他人に近付かれると不快に感じる距離感ぐらい理解して欲しいですね。
店員さんが注文確認
店員さんが、並んでいる人に1人ずつ注文の確認をしていきます。大(500g or 400g)のラーメンを食べたい人は、この時に伝えてください。
【作法.3】順番が来たら、店内に入店
順番が来たら、店員さんが店内に呼び込んでくれます。
店内マップ
店内に入店する時の作法ですが、
- 食べ終わった人が店を出るのが優先(必ず道を空ける)
- 入店したらドアを閉める(季節により空けている時もある)
となっています。
この項目の作法は以上です。
退店する人の邪魔にならないようにすることと、ドアの閉め忘れには気を付けてください。
※入口正面の奥にトイレがあります。
【作法.4】水、箸、レンゲ、おしぼりを用意し席に着く
↓アイスディスペンサーと言うらしいです。上にコップが置いてあります。
入店したら、入口の左にある券売機の上に「おしぼり」、下に「箸」と「レンゲ」、さらに入口の右奥にコップと水を入れる場所あるので、セルフサービスで指定された席まで持っていってください。
※水、箸、レンゲ、おしぼりの用意は、席に着く前、着いた後のどちらでも構いません。
席に着く際の作法
この項目での作法は、
- おしぼりは1人1本ずつ
- 他の人の邪魔にならないように用意する
- 備品が無くなったら、店員さんに一声掛ける
となっています。
備品が最後の一つなら、後のお客さんが困らないように、店員さんに一声掛けるようにしてください。また上着を脱ぎたい人は、壁にあるハンガーに掛けておいてください。
ラーメンを食べている人の邪魔にならないように、水、箸、レンゲ、おしぼりを用意し、食べるための準備を整えましょう。
【作法.5】カウンターに食券を置く
カウンターに食券を置く時の作法
席に着き、水、箸、レンゲ、おしぼりの用意ができたら、カウンターの上に食券を置いてください。
この項目での作法は、
- 店員さんに見えるように置く
- 食券は重ねない
- カウンターの奥に落とさないようにする
となっています。
食券と有料トッピングをまとめて洗濯バサミで挟んでカウンターに置いている人がいますが、何を注文したのか、店員さんが一目で確認できません。重ねず見えやすいように食券を並べておきましょう。
後は勢い余って、食券をカウンターの奥に落とさないようにしてください。調理している素材の上に落ちたら、大変です。
有料トッピングを注文しているなら、ラーメンが出るよりも先に、持ってきてくれます(タイミングは若干違う時もあります)。
【作法.6】無料トッピングの確認があるので希望を伝える
ラーメンが茹で上がると、1人ずつ無料トッピングの確認があります。
無料トッピングは、
- ニンニク(刻みニンニク)
- ヤサイ(もやしとキャベツ少量)
- アブラ(背脂に肉の醤油漬)
- カラメ(醤油)
の4種類です。
汁なしの場合、上記にプラスして、
- 黒胡椒(ブラックペッパー)
- オニオンフライのチップ
がトッピングできます。
それぞれの量を、
- 抜き(無しにすることです)
- 少なめ(少し多め)
- マシ(大盛)
- マシマシ(特盛)
でコールします。
「ヤサイ」と「アブラ」は、最初から入っているので、トッピングが必要なければ、ニンニクの有無だけ伝えてください。
「アブラ」は「マシ」から、「ヤサイ」は「マシマシ」から、別皿で出てきます。
※コールの必要はないですが、テーブルに味変するための「一味」もあります。
無料トッピングのコールの流れ
流れとしては、
- 最初にニンニクの有無を聞かれます。
- 次に希望の無料トッピングを伝えてください(店員さんからも確認があるはずです)。
コールのやり方ですが、例えば「ニンニク」を無しにして、「ヤサイ」と「アブラ」の量を増やしたければ、
「ニンニクは「抜き」で、「ヤサイ」と「アブラ」を「マシ」でお願いします!」
といったコールになります。
初めて来店する人は、戸惑うかもしれませんが、慣れれば簡単です。ようは店員さんに伝われば問題ありません。
無料トッピングのコールに関する作法
この項目での作法は、
- 分かりやすく伝える
- 食べれる量のトッピングにする
- 事前にトッピングの確認をしておく
となっています。
無料トッピングの確認は想像以上に大変です。シンプルに分かりやすく伝えるようにしましょう。たまにですが、複雑な頼み方をする人がいます。
全てのトッピングを「マシ」にしたければ、「全てマシ」と伝えれば済む話なのに、一つずつ「マシ」と伝える人の感覚が理解できません。
店員さんを混乱させるだけですし、ただの時間の無駄です。
後は、自分が食べれる量を頼むのと、どんなトッピングがあるのか、事前に確認はしておきましょう。並んでいる間に時間はあるので、調べることはできるはずです。
自分のコールの順番が来た時に「何のこと?」という状況は避けてください。店内にいる全員がイラっとします。
【作法.7】出てきたラーメンを有無も言わさず喰らう
無事に無料トッピングのコールが終わり、ラーメンが出てきたら、有無も言わさず喰らってください。
食べるなんて上品なものではなく、ライオンがウサギを喰らうイメージで、ただひらすら猛獣のごとく喰らってください。
ラーメンを喰らう時の作法
ラーメンを喰らう時の作法ですが、
- 有無も言わさず喰らう
これだけです。他は必要ありません。「歴史を刻め」のラーメンを喰らい尽くしてください。
「歴史を刻め」は持ち込み自由
「歴史を刻め」は、何でも持ち込み自由となっています。私もキムチと卵を持ち込みしたことがあります。
強者になれば、マヨネーズや納豆、白ご飯にカレーなど、オリジナリティ溢れる食べ方をする人もいます。
【作法.8】喰らい終わったラーメンのどんぶり、箸、レンゲ、コップをカウンターに上げる
喰らい終わった後の作法
喰らい終わったら、どんぶり、箸、レンゲ、コップをカウンターに上げてください。
この項目での作法は、
- 残っているスープをこぼさないようにする
- おしぼりは置かない
となっています。
ここで一番気を付けるべきは、カウンターにどんぶりを上げる時に、残っているスープをひっくり返さないことです。
ひっくり返したら、大変なことになります。お店の人だけでなく、周りでラーメンを食べている人にも迷惑が掛かります。
どんぶりはアブラで滑りやすくなっていますので、慎重にカウンターに上げてください(スープは飲み干すのがベスト)。
おしぼりは、片付ける場所が別にあるので、カウンターには上げないでください。
【作法.9】おしぼりで机を拭き「ご馳走さまでした」と伝え店を出る(おしぼりは持っていく)
おしぼりで机をキレイに拭き、そのおしぼりを持ったまま外に出てください。
その前に、店員さんに「ご馳走さまでした!」の一言は忘れないでください。美味しいラーメンを作ってくれた感謝の気持ちが大事です。
食べ終わって店を出る前の作法
この項目での作法は、
- 店員さんに感謝の気持ちを伝える
- おしぼりを持っていく
- 忘れ物はしない(傘やコートなど)
となっています。
もう一度言いますが、店員さんに「ご馳走さまでした!」と感謝の気持ちを伝えるのが一番大事です。
一流の対応をしてくれたお店には、一流の対応で返すのが礼儀です。
後は、おしぼりを持っていくのも忘れないようにしましょう。
【作法.10】店を出て、すぐ左下におしぼりを回収する箱があるので、おしぼりを片付ける
おしぼりを持ったまま、店を出ると、すぐ左下におしぼりを回収する箱があります。箱におしぼりを片付けておいてください。
店を出た後の作法
この項目での作法は、
- おしぼりを片付ける
- お店のドアを閉める(季節により空けている時もある)
- 最後に店員さんに会釈
となっています。
店を出る時に、店員さんが「有難うございました!またのお越しをお待ちしております!」と元気に送り出してくれます。最後に店員さんに軽く会釈しておきましょう。
以上が「歴史を刻め」の注文から食べ終わまrまでの作法になります。
最初は戸惑うかもしれませんが(特に初心者)、達人クラスになれば、流れるように作法を進められます。
作法を理解しているだけで、只者ではない雰囲気を醸し出せます。その方がカッコイイです。